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第56回 東京黒百合展 出品目録 
時:2018年10月1日(月)~7日(日)11:00(初日14:00)~18:00(最終日14:00)
所:銀座アートホール 2F ギャラリー

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(アイウエオ順)

001 会津 光晨   「転がってきた」   油彩   F30
           強風が吹くと畑にはりんごなど色々な果実が落ちる。そこから始まったのだが、異形のものが転がってきた。

002 池田 元彦   「裏街の運河(蘇州市・中国) 水彩  F10 
           蘇州の裏町を散歩しているといたるところに運河があって、小舟が市民の足となっている。

003 石川三千雄   「志賀高原」 (「山の駅」から東館山をみる ) 油彩  F20
           冬季にはスキー場となる東館山の風景を思い切って戯曲化してみた。

004 一色 通三   「初夏の宮浦港」   アクリル   F10
           2年前の5月に行った直島の宮浦港の朝の清々しい風景を描きたいと思いました。

005 伊藤 敦之   清国戦艦「鎮遠」 (上)イタリア戦艦「ローマ」 (下)  ペン画  B4
           日清戦争前、清国は戦艦「鎮遠」「定遠」を派遣し示威行動をしたが、開戦後黄海で日本海軍に圧倒された。「ローマ」はイタリア最後の戦艦で未完成でした。

006 江木  博  「隅田の花火」     水彩    F50
         新種の「あじさい」の花と聞いております。5月、新緑の太陽のもと一段と輝いておりました。

007 江澤 昌江   「夏祭りの宵」   パステル    F20
           夏祭り。少年に声を掛けると無言でじっと見返す。宵の仄暗さのなかでお面の下は神様の世界の住人

              
008 大谷 敏久   「百花繚乱」  水彩 F20
           脳梗塞と血栓を加療中です。毎週2回1年くらいは治療を続けることになると思います。少ない文字数ですがパソコンで作文しました。頑張るぞ。

009 大野 芳久  「瀬戸内海の造船場」   油彩   F30
           猛暑、台風の襲来する昭和最後の夏、たまたま気温が下がり台風の影もない8月中旬にスケッチした風景です。

010 奥野 嘉雄   「成田山新勝寺の仁王門」  油彩   F20
           大提灯の赤色はお寺の地味な風景を華やかにする。この大提灯の下を通る初詣客のカラフルな服装は一層風景を魅惑的にする。

011 笠木貴美子   「渡る」  墨    50変
           誰が、何がどんな所を渡って行くのか、来るのか。何処へ、何処から。見る方によって色々なモノを見ていただいた1枚です。

012 笠原  寛   「初夏の山川」    油彩   F20
           描く風景の季節はほとんどが秋です。今回は緑に挑戦しました。難しい色です。お手上げの状態です。

013 鏑木 照美   「萌え渡る」     油彩    F20
           昨年5月 四国旅行中愛媛県今治市で出会った新緑に輝く楠。田の水面を描くのに苦労しました。

014 喜多  勲   「秋色・セーヌの古本屋」  アクリル  F20
           このモチーフはいつも本屋を画面いっぱいに描いて季節感はなかった。今度は秋の景色の中にその一部として古本屋を描いた。

015 木綿 弘子   「一刻の夢」   油彩   F50  
           長い間描きたいと思っていたベリーダンサー。やっとF50になりました。みてください。

016 小石 浩治   「稲干し」  油彩   F30
           「稲干し」(ハザカケ)は、茎に残っている栄養を、重力を使ってお米に落とし、自然の風に当て、ゆっくり水分を抜いて甘みのあるお米にする「自然乾燥」である。しかし機械乾燥になると、この“原風景”は観られない。

017 後藤 一雄   「Metal Link」  CG  B1
           輝く金属のイメージがFractal CGによって出現する。その金属構造は、数学的図形のようであったり、生命体を思わせる結合であったり不思議な世界だ。

018 佐々木 繁   「昇仙峡」 水彩  M12
           暑い盛りに登った昇仙峡の、そびえ立つ岩肌を眺めているうちに、一服の絵になると思い筆をとりました。

019 清水 全生   「谷川岳春色」  油彩   F30   
           5月、上越国境にそびえ立つ残雪の谷川岳とその麓に広がる道路、民家と利根川の風景を表現した。春の光の中で変化する周囲の山肌、森、樹々等は同じ緑色でも微妙に異なる。その違いを旨く描け、春色らしくなっているか?

020 首藤 義明  「緑陰のキャンパス」   水彩   F30     
           初夏の北大キャンパスを展望した風景です。

             
021 染川 利吉   「白亜館追想」  油彩  F15
           旧工学部前庭の白亜館は多くの人が独自の流儀で描いてきた。現存していないが、今後も想いのまま描き続けたい。

022 建脇  勉   「大源太山春景」   油彩   F30
           永年追求してきたクレーンのモチーフを完了とし、昔の山など風景に戻ることにした。山は気が休まる。

023 谷  岑夫   「海鳥の島:天売島」  油彩   F20
           故郷の北海道は隅々まで旅したが、まだ行き残していた焼尻島と天売島を訪れた。焼尻はオンコ(櫟)の原生林が、天売は海鳥の繁殖地として国の天然記念物に指定されている島だけに興味深かった。天売島はオロロン鳥、ウミネコ、ウトウ、ケイマフリ等8種類の海鳥が繁殖し、100万羽が暮らすという。

024 西沢 昭子  「初夏の水辺」  油彩   F10
           5月のあやめの咲く頃、京王沿線の百草園に行き散策した。心字池の印象と写真から自分のイメージで描いた。折からの猛暑。どんどん涼しげに描いてしまった。

025 西村 幸二  「海へかえるか」  アクリル、オイルパステル  F10
           新聞掲載のサクラクレパスの展覧会の記事で高校2年生12月ころの美術部入部までは時折、オイルパステルで画いていたのを思い出しました。黒百合会に入った後の50年昔に購入した52色セットがまだあったので、手近な紙に画き始めました。モチーフは昨秋近場で見つけたホオズキ。

             
026 長谷川 脩   「袋田の滝」   油彩   P10
           茨城県で一時期を過ごしたが、袋田の滝を目の当たりにしたのは退職してから。帰路、川沿いにある温泉で汗を流した。

027 長谷部 司   「夕映え」  油彩    P20
           昨年沖縄の今帰仁城址を訪ねたときの夕映えの印象です。一人旅でした。

028 早川 榮一   「武蔵境駅から近い公園」 水彩  F10
           写生会の時の作品です。

029 樋口 正毅   「深まる秋」  油彩  F30
           上越新幹線には「東京から75分で行けるスキー場」を謳い文句に冬季のスキーシーズンのみ営業する臨時駅「ガーラ湯沢駅」がある。冬を待ち侘びるガーラスキー場付近の晩秋の光景を描いてみた。

030 福林 紀之  「谷川連峰・平標山」 油彩  F20  
           土樽から谷川北面が見える。連峰の北に位置するこの山には、“魔の山”谷川のイメージはなく初夏の光の中、たおやかな容姿を横たえていた。

031 細井 真澄  「大地は語る」  油彩   F20
           大地は自然の恵みを与えてくれる母なる大地だ。時々は脅威のキバをむき出すが、いつも優しく包み込み、見守っていて欲しい。

032 前田 直寛  「想い」 水彩  B2版(F20相当)  
           「想い」は、座って足を組んでいる裸婦を描いています。あごに指を当てて、物思いに耽っている様子を表現してみました。小品の2点とともに女性の表現の新しい試みです。

033 牧野 尊敏  「静寂」   油彩   F30   
           秋の信州。日の出の朝、宿から散歩に出て見た湖の景色。静寂そのものを感じた。

034 松田 忠好   「斜里岳と流氷」  油彩  F20                  
           若い頃、森林調査の合間に、先輩のお供で斜里岳に登ったことを流氷とともに懐かしく思い出す。

035 森  典生   「新緑の大源太山」    アクリル  F30    
           木々が芽吹く遊歩道を野鳥のさえずりを楽しみながら大源太湖畔に出た。山頂は一気に晴れ緑の贅を満喫させてくれて絵筆が弾んだ。

036 山川 直美   「なつやすみのおもいで」    水彩    F10
           北海道のおじいちゃんおばあちゃんちのお庭には探検するところがいっぱい! 

  

037 渡辺 理枝   「象への思い」   油彩    F10   
           東武動物公園で私が口笛を吹くと一頭の象が私の前まで走ってきた。私は感動した。囚われの動物に対する一方的な思い入れなのだろう。

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​ 小品

shohin001 松田 忠好 「椿」 油彩 F4

shohin002 前田 直寛   「帽子の淑女」 水彩 F6

shohin003 前田 直寛   「憧れて」 水彩 F6

shohin004 牧野 尊敏   「八海山遠望」 水彩 F4

shohin005 牧野 尊敏   「白樺」   水彩 F4

shohin006 江澤 昌江   「宵」  パステル F4

shohin007 池田 元彦   「大源太山への道(越後湯沢)」水彩 F4

shohin008 小石 浩治   「小さな秋」 葉書絵

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