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第57回 東京黒百合展 出品目録 
時:2019年9月30日(月)~10月6日(日)                
11:00am(初日14:00pm)~18:00pm(最終日14:00pm)
所:銀座アートホール 2F ギャラリー


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(アイウエオ順)                    号数後の※は小品があります。

001 会津 光晨   「樹」   油彩   F30
       林檎園には倒れそうな古木でも冬を耐え春には花を咲かせる樹がある。絵はそこから始まったのだが・・・・

 

002 池田 元彦   「万里の長城」 水彩  F10  ※
      本年3月北京へ旅行した。その時6000kmにも及ぶ長城のほんの一部を歩いた。中国皇帝の権力には恐れ入った。

 

003 石川三千雄   「稲取細野高原から天城連山を」   油彩  F20
       秋の細野高原はすすきだらけであり、その中で天城連山を描き出すために精根をこめた。

 

004 一色 通三   「父島の公園」   アクリル   F10
       温暖湿潤な気候に属する小笠原諸島の父島の公園に自生する興味深い特殊な固有植物を描きました。

005 江木  博  「小網代の森」     水彩    F50
       三浦市に昔のままで残された自然。そこに木道ができて行き易くなりました。早速新緑の森を訪ねてみました。

006 江澤 昌江   「月の出」   パステル    F20    
        東の山の端から雲の舟に乗って満月が昇って来た。拝みたいような気持ちになりました。
                                
007 大谷 敏久   「ギンガムチェックの女性」  水彩 F30   
        35年前に2時間で肖像画を仕上げる授業を受けました。顔の詳細や服の柄など大変苦労した作品です。

008 大野 芳久  「門司港」  油彩  F30
        九州から本州への玄関口。8年前に一度描いた風景ですが、今回少し構図を変えて描き直してみました。

009 奥野 嘉雄   「比叡山秘窟の地蔵群」  油彩   F30
         信長の焼き討ちで亡くなった人達の鎮魂地蔵群。赤い前掛けをして並ぶ石像群を見ると強い怨念とペーソスを感じる。

010 笠木貴美子   「示現」  墨    50変
        この夏、介護中に肋骨を折り数日手を抜きましたら4日目に急変しかかりました。絶妙なバランスで生きてますね。
絵に何か宿るかも、バランスかなぁ。

011 笠原  寛   「山里」    油彩   F30
       写生地を探すのに苦労しています。「中央線から見える山」という電車の車掌が書いた本を重宝しています。

012 鏑木 照美   「やぶ椿」     油彩    F30
       山口県宇部市の友人宅の椿。写真をいただき描き上げたものです。
      
013 喜多  勲   「星月夜、ブラスの饗宴」  アクリル  F20
       ブラス五重奏団の演奏は前に描いたことがあるのですが、もとより不満足。より高い完成度を求めて描き直してみました。画面上、演奏者を無理にくっつけた配置は、金管楽器のおおらかな雰囲気と矛盾しないか、ゴッホの真似を射た「星月夜」の背景が雰囲気を和らげてくれるとよいのですが。

 

014 木綿 弘子   「緑陰」   油彩   F20  
       これから結婚するという若々しい女性がモデルです。バックをいじっているうちに、題名は緑陰となりました。
 
015 小石 浩治   「一射入魂」  油彩   F30   ※ 
      馬上から的に矢を射る流鏑馬(やぶさめ)は、鎌倉・八幡宮の祭礼など、もっぱら神事の奉納武技とされる。武士の狩装束で眼前を駆け抜ける雄姿は写真を撮るのも難しい。代わりに少年が道場で、一心に矢を番える瞬間を描いてみた。

016 後藤 一雄   「Constructions 」  CG  B1(F30相当)
      久しぶりにコラージュに挑戦できた。作品の中心をなす素材は3DCADのゼブラ効果画像である。その他の素材は、報道ニュース映画、画家の作品、フラクタル画像である。これらの素材をパソコンに取り込み作品にした。作品題名の「Constructions」は、コラージュの素材組み合わせが構造物・建造物をつくるのに類似するのでつけた。

017 佐々木 繁   「赤い橋と竹林」 水彩  M15
       伊豆を旅行中に、小さな川をまたぐ、赤い橋と竹林の緑とのコントラストに絵心を掻き立てられ、描いてみました。

018 柴野 道夫   「早春の梓川」   油彩   F30
       春を待つ雪の梓川を描く、化粧柳の林が色付く頃である。

019 清水 全生   「二十曲峠の富士山」  油彩   F30   
       忍野高原の標高1150m付近から5月の富士山を描いた。眼下の森や葉桜の先の裾野は様々な色調で美しさを感じた。

020 首藤 義明  「緑陰」   水彩   F30     
       北大第2農場のある夏の風景です。

021 染川 利吉   「赤い花」  油彩  F15
       同じ赤い花でも色々な赤がある。赤の種類と共に、画面全体にやわらかい感じを出そうと思った。

022 建脇  勉   「犬のさんぽ」   油彩   F20
       転居を機会に過去の作品を全て捨て、モチーフもクレーンから風景とした。構図を留意した作品である。

023 西沢 昭子  「ポーラちゃんと猫」  油彩   F10
       人形など表情のあるものは、感情移入しやすい。部屋の片づけをしていたら、長女が小学生の時作った人形に再会した。とても可愛いので描きました。
             
024 西村 幸二  「壁の記憶」  和紙に水彩  F10相当
       15回ほど転居してきましたが、住居の記憶は曖昧模糊。和紙に昔の絵を貼り付け「壁」に。

025 長谷川 脩   「魚野川」   油彩   P10
       故田中信子さんには多くの技術を教えていただいた。昨春、彼女の郷里の魚沼・大源太山の麓で写生会が開かれた。

026 長谷部 司   「忍野富士」  アクリル    F15
       忍野スケッチ旅行の際15号のカンバスに素描したものを仕上げました。手前は観光バス駐車場の仮設トイレです。

027 初谷 長治   「パリ・オペラ座からの眺め」  油彩  P8
       オペラ座のバルコニーからの眺めです。立ち位置を後ろに引き扉の枠も入れたところ、陽光が印象的でした。

028 樋口 正毅   「湖映(大源太キャニオン)」  油彩  F30
       越後湯沢の大源太湖周辺から大源太山麓一帯は「大源太キャニオン」と呼ばれ、豊かな自然に恵まれた憩いの場所として訪れる人々に親しまれています。周囲の山々や木々が湖面に映る様は季節を問わず美しく絵心を誘われる。

029 福林 紀之  「富士山に夏兆す」 油彩  F20  
       田打ちが終わり梅雨入り間近の頃、このお山は何時も雲の中。どの季節も富士は雄大、それゆえ描くのが難しい。

030 細井 真澄  「見果てぬ夢」  油彩   F20
      「私たちの道」(北海道命名150年記念曲)からヒントを得て描きました。その曲は自然災害や不安定な時代だからこそ北海道に流れるスピリットで乗り切ろうと歌っております。

031 前田 直寛  「渚に舞う」 水彩  B2版(F20相当)   ※
      「渚に舞う」は渚で女性が舞う情景を描いた構図です。渚で女性が解放感に浸り、歓びの中で舞っている情景を表現してみました。

032 牧野 尊敏  「渓流」   油彩   F50   ※
       春の奥入瀬渓流をベースに、世の流れ、人生の流れをイメージして描いてみた。渓流とその周辺には、流れそのものに加え、草、花、若木、老木、コケ岩など色々なものが混在している。

033 森  典生   「富士山と水車小屋」    アクリル  F20    
       忍野八海湧池の水車小屋に映る木陰の面白さと遠景の富士山との取り合わせに魅力を感じ筆を走らせてみました。

034 渡辺 理枝   「ポプラ並木」   油彩    F10   
       ポプラ並木を描きたいと思ったが記憶が曖昧である。画像もいいのがない。結局、心象風景になってしまった。

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小品出品

shohin001 憂い     水彩 6号  前田 直寛
shohin002 髪 乱れて  水彩 6号  前田 直寛
shohin003 朝かすみ   水彩  F3  牧野 尊敏
shohin004 婦人     水彩  F3  牧野 尊敏
shohin005 忍野の小川  水彩  F3  牧野 尊敏
shohin006 タヒチの踊り子(1) 油彩 SM 長谷部 司
shohin007 タヒチの踊り子(2) 油彩 SM 長谷部 司
shohin008 横浜暮色   水彩  F4  小石 浩治
shohin009 あら!ごめんね!  水彩  F4 池田 元彦

shohin010 秋雨 ミックスメディア F0 江澤昌江

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