幕山梅林 (湯河原町)(小石撮影)
◆ 東京黒百合会総会のお知らせ
時:3月17日(第三日曜日)12時30分開会、12時10分受付開始。
所:学士会館307号室 千代田区神田錦町3-28
議案:決算、事業計画、予算他
会費:2000円(昼食代) なお当日、は会費納金の受付を行います。
◆エルム水彩展
時:3月25(月)~31(日)
所:GAH 銀座アートホール2F
● (訃報)池澤康夫氏逝去2019年1月11日。享年84歳。
池澤氏は元東京黒百合会員で平成12年に北海道・紋別に転居され、以後、札幌くろゆり会に入会、制作を続けておられました。
謹んでお悔やみ申し上げます 東京黒百合会
追 悼 ● 池澤康夫氏の逝去を悼んで
黒百合会ゆかりの皆様 池澤康夫会員が2019年1月11日に84歳で逝去されました。昨日(2月2日)、紋別市の奥様からお電話で連絡がありましたので、黒百合会ゆかりの皆様にお知らせいたします。 死因は肺炎、最後は穏やかに亡くなられたそうです。東京と札幌で、多くの絵画の仲間に囲まれて充実した時間を過ごされたことに、奥様は感謝されていました。 ご冥福をお祈りいたします。
さっぽろくろゆり会 梶原一義 ■ 元島英雄(さっぽろくろゆり会) 池澤さんがお亡くなりになったとの報、大変残念です。お悔やみ申し上げます。 ■ 吉原敏幸(さっぽろくろゆり会)
直接存じ上げていなかったのですが、 第35号の会誌の表紙を飾られていた方ですね。北海道の開拓酪農家の 雰囲気がよく表現されていて畜舎の匂いまでも感じ取れる作品でした。 心よりご冥福をお祈り申し上げます。
■ 細井真澄(東京黒百合会)
池澤康夫さまのご逝去の報に接し、心からご冥福をお祈り申し上げます。 東京黒百合会員の方は池澤さんを知らない方が多くなったと思いますが池澤さんは東京で大変な活躍をしておりました。 晩年は故郷の北海道の北にある紋別に帰り、札幌黒百合会にて活動しておられました。 池澤康夫さまは東京におられる時はいつも東京黒百合会の牽引役として大活躍されておりました。東京黒百合会第30回展記念誌を作成した際には柴野さんと池澤さんが中心となり若手も加わり、記念誌を作った事が大変懐かしく思い出されます。絵も大変おしゃれで見事なくらい上手な筆さばきの素晴らしい人でした。また私にとっては建築への道の大輩であり、良き指導者でもあり、いつも優しく 対応して頂き、本当に色々な相談にものって頂きました。そんなすばらしい大先輩が他界され、悲しみにたえません。 在りし日のお姿を偲び、心より哀悼の意を表します。 ■ 後藤一雄(東京黒百合会) 池澤さんには、若い頃お世話になりました。東京黒百合展で集まった若手に声をかけられ、機会あるたびに銀座の札幌ビアホールでアイスバインをご馳走になりました。当時は、イタリアの港町をよく描かれていたのを思い出します。良き思い出を思い起こしました。 ご冥福をお祈りします。
(1997年と2001年の作品を添付します。)
「開拓の冬」2001年
■ 小石浩治(東京黒百合会)
池澤氏は2000年(平成12年)3月まで東京黒百合会に在籍し、同4月に退会して郷里・北海道・紋別に移られた。北海道に行かれたのは、「有限会社オホーツクデザイン」を立ち上げて町づくりに取り組むため」ということであった。 2001年に札幌くろゆり会・第34回展に出品されている。それまでは東京黒百合会の重鎮であり、 サロン・ド-トンヌ展に出品されるなど華々しく活躍された。その昔、故)彦田氏、故)工藤氏等が池澤氏に誘われてフランスにスケッチ旅行に出かけた。後日、外地で池澤氏と絵三昧の日を過ごした様子を語り、我々を羨ましがらせた。当時を知る仲間は「池澤さんは普段も忙しいのに、会の運営、諸行事に率先して参加、会を盛り上げ元気づけてくれた」と異口同音に話す。 池澤氏が北海道に移られた平成12年4月は、私が東京黒百合会の「会報」を担当することになった時で、「私のモチーフ」の執筆を依頼したのが東京における最後のお付き合いになった。