時:2022年9月26日(月)~10月2日(日)
11:00am(初日14:00pm)~17:00pm(最終日14:00pm)
所:銀座アートホール 2F ギャラリー
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(アイウエオ順) 号数後の※は小品があります。
会津 光晨 「太い樹」 油彩 F30
古い大きな木にはその地の「気」が宿っているような気配がある。
石川三千雄 「月夜見峠から小河内ダムをみる」 油彩 F20
奥多摩湖周遊道路、月夜見峠から昭和32年に完成された。
都民水道の原水を貯蔵する小河内ダムを絵にした。
江澤 昌江 「夜の声」 水彩 F20 ※ 小品有
古い竹の虫籠をもらった。お祭りの露天の虫売り、
町はずれの草原での虫取り・・・きりはたりちやう縁側に吊した籠。
※ きりはたりちやう は松虫という謡曲の一節・虫の音の機を織る音の擬音
奥野 嘉雄 「浅草寺雷門の大提灯」 油彩 F30
雨の夜の門前街をバックに光に映える大提灯は幻想の世界に誘う。
門前に立つと飾った人達の心意気も感じる。
尾中健二郎 「もの想う風の中」 写真(45.7×56.0)F10相当
横浜大桟橋埠頭は、「イペ材」で造られたウッドデッキとその中にいる人との調和した美しい光景が広がる。
笠木貴美子 「再 生」 墨彩 F50相当
昨年の作品ですが実物で墨の表現をご覧頂きたくて出品致します。
昨年早春、手術後の抜糸を終え出て来た病院の横、白木蓮一本だけが寒空の下で満開だった。暫し見とれた。忘れられない。
笠原 寛 「りんごの花咲く」 油彩 F20
信州中野の風景です。「兎追いし彼の山、小鮒釣りし~」の歌詞で有名な「故郷」の作詞者 高野辰之の生誕地です。
鏑木 照美 「千年のつぶやき 」 油彩 M 30
山梨県の樹齢千数百年の桜を描きました。
花の色は年々白くなっているようです
木綿 弘子 「深まる秋」 油彩 F30
いつの間にか、私の人生も深まる秋に突入しました。
小石 浩治 「雨にもまけず」 油彩 F20 ※ 小品有
約千年かけて発達した堆砂により、オホーツク海と切り離されてできたサロマ湖は海水と淡水の混合湖。湖畔に立つ彫像は、この自然遺産を大切に守ってねと言っているようだ。
後藤 一雄 「Fractal Mix2022」 CG F20相当
フラクタル画像をベースに3Dで作成した図形と写真を組み合わせて作成した。21世紀に入って、世の異変が広がっている。暗い時代に入ってしまったのか。
柴野 道夫 「初秋の安曇野」 油彩 F30
我が家から見える西山の平凡な風景・・・ではあるが何故か奥深く、四季折々に神秘的な美しさを宿している。まさに自然は生きている。生きて呼吸をしている・・・。
清水 全生 「初夏の妙義山」 油彩 F20
コロナ禍で久しく休止していた写生会で、6月初めに快晴の緑豊かな妙義山を描いた。独特な山の形状と麓の景色に魅了されながら、野山での光、風、空気等を満喫した。
建脇 勉 「霊 樹」 油彩 F20 ※ 小品有
散歩している公園に法隆寺釈迦三尊像を思わせるシルエットが飛び込んできた。構図を中央対象として描いた。
西沢 昭子 「九谷の壺の花」 油彩 F10
コロナが始まって外出を控えだした頃、室内で描いた、椅子の座面に載せたモチーフが少し不自然な気もするが・・・・。
長谷川 脩 「モデルバーン」 油彩 P20
一般公開されたモデルバーン(模範家畜農場)。落葉が広がる初秋の湧水池にその赤い屋根を写し込んでいた。
長谷部 司 「妙義.白雲山」 アクリル P 20
学生時代、野尻湖へ向う途中、横川の手前で垣間見た妙義山が忘れられず、
今回の写生旅行でやっと念願を果しました。
初谷 長治 「ドイツ・バイエルンの田舎の風景」 油彩 F10
30~40年前にドイツ南部バイエルンを旅行した時に購入した版画を参考にしてイメージ優先で油絵にしました。
福林 紀之 「妙義山・初夏」 水彩 F10
外出控えのこの2年。久しぶりにお山を見て,野鳥の声を聞き、弁当を突っつく。やはり、野外スケッチは楽しいなあ!
細井 真澄 「もういい加減に退散して下さい」 油彩 F20
コロナと戦争はもう、うんざりです。早く退散して何処へでも安心して出かけられる、平和な日常が戻って来る事を念じます。
牧野 尊敏 「黒百合賛歌」 油彩 F50
黒百合会の由来に想いを込め描いてみた。黒百合の花を主に北大関係の風景と、大地に咲く花、樹木を添えた。東京黒百合会に栄光あれ!
森 典生 「仏ケ浦の奇岩」 アクリル F20
下北半島の仏ケ浦、大自然が作り上げた巨大な奇岩の数々の美しさに見とれ描いてみました。
山川 直美 「みんなの日本書紀ドリルイラスト」鉛筆、ペン、パステル P15相当
挿絵、装画を描かせていただきまきた。手にとってくれた子供たちが楽しめるようにと取り組みました。
渡辺 理枝 「いのち」 油彩 F10
コハク(猫11才)が居なくなって2週間。何とも淋しい、生きていてと願う。猫のいのちも重い。
東京黒百合会について
この会は北大美術部・黒百合会の東京ОBが中心になって発足した会です。
○ クロユリ 明治41年 有島武郎が北大英語教師(恵迪寮の舎監でもあった)のころ、
絵の好きな学生が集まって洋画の会を作ることになり、その時に決まった会の名前です。
東京黒百合会第一回展は昭和31年(1956)。今年は60回を迎えました。
会員数はここ数年40人から50人で推移しています。
この会は絵の巧い下手よりも、お互いの絵に対する姿勢を認め合い、
自由な雰囲気でそれぞれに自分の絵を楽しみつつ描く会として続いています。
会員の中には公募団体やその他の美術サークルに所属している方も多いのですが、みんなこの会に愛着を持ち、盛り立てています。今後の発展のためにも、若い人の入会を切望しています。東京黒百合会の入会資格は原則として、北大出身者ですが北大以外の方でも、会員2名の推薦で入会できます。会員の勤務先やご近所の同好の方も多く入会しております。
若手(20~30歳代)の方は現在年会費半額割引にしております。
入会を希望される方はホームページをご覧になり入会手続きをしてください。
お待ちしております
ホームページ;http://510kazuo.wixsite.com/kuroyuri
(「東京黒百合会」と入力してもホームページを見ることが出来ます)
カット:首藤義明 小石浩治
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