令和7年一泊写生会報告
- 東京黒百合会

- 1月1日
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写生会幹事 清水全生、牧野尊敏
恒例の令和7 年の写生会は、9 月末~10 月初めの第63 回東京黒百合展が終了後、11 月13 日、14日に紅葉シーズンを見計らって群馬県富岡市の妙義山で行いました。
参加者は、江澤、采、大谷、奥野、清水、長谷部、福林、牧野、森さんの9 名でした。
前回は令和4 年のコロナ明けの春に、妙義山写生マップを頼りに白雲山、金洞山、金鶏山の3 山の総称として妙義山を描いたが、それらの特徴とも言える荒々しい岩峰や尖った奇岩が林立する姿は、深い緑に隠れて見られなかった。今回は是非、紅葉で飾られた山肌と岩峰を描きたいとの思いでこの時期に企画させて頂きました。
初日は信越線松井田駅に午前11 時集合し、旅館のマイクロバスで駅に近い3 山の全景が見える位置(前回と同じ)をスケッチポイントとし、その場所へ移動し、午後3 時に迎えのバスが来るまで写生を続けました。ただ、当日は曇り空でその影響で、山肌が全体的に黄色く見えるが、遠方にあることで明瞭さや色の判断に迷う状態でした。
また、当日は長谷部さんが遅れ、清水、福林さんは高速道路の渋滞により1 時間半~2 時間程の遅れでした。幹事自身が遅れて申し訳ありませんでした。しかし、全員、無時に揃い写生出来たので、まずは一安心でした。
宿泊先は前回と同じ妙義山神社の入り口にある「ひしや旅館」で、夕食はビール、冷酒(妙義山)に加え、地元料理の品数も多く、アユの塩焼き、銅版焼き、下仁田名物のこんにゃく、舞茸ごはん等 美味しく、和気藹々とした会食でした。
夕食後は別室で写生した絵を持ち寄って合評会を行いました。進行役を牧野さんが行い、長谷部さんのキャンパス油絵を始めに、森さん、奥野さん、江澤さんのスケッチ他、お互いに評論し合い、楽しい有意義な時間でした。
翌日は朝から気持ちの良い快晴で、絶好のスケッチ日よりでした。朝食後、旅館が用意したお昼のおにぎりと飲物他を各自受け取り、午前8 時半に宿の玄関前で記念写真を撮り、行動を開始しました。旅館バスは采さんを午前中に東京に戻る予定のため駅まで送り、残りの8 名は、清水、福林さんの車に4 人ずつ分乗し、旅館の近くにある「妙義ふるさと交流センター(妙義ふるさと美術館改め)」に行き、駐車場のあちらこちらで、朝日を受けた紅葉の白雲山を、まじかに見上げスケッチをしました。山の上の方は紅葉が終わり、写生場所
が一番に紅葉している状況でした。午前中からカメラを持った沢山の観光客に混じっての写生会でした。

会食 風景 (江澤さん提供)

合評会 風景 (江澤さん提供)
昼食は交流センター館内3F の見晴らしの良い、暖かい場所でおにぎりと頂いたお菓子を食べる気持ちの良い一休みでした。また、交流センター館内では、地元出身の画家が個展を開いていて、その中に妙義山の絵が有り、牧野さんがその良さそうなスケッチポイントを画家に尋ね、調べた結果、車で15分の場所とのことで、午後から当初予定していた棚田からのスケッチポイントを変更し、そこへ移動することにしました。

集合写真(牧野さん提供)
到着したその場所は、金洞山の中ノ岳神社と近くの「さくらの里駐車場」で、確かに、そこは、金洞山の裏側になるのか?白い岩峰が連続して扇の様にそそり立ち、2日間で見た中では最高のスケッチポイントと思えました。妙義山は色々と奥深く、見所が沢山あること改めて実感しました。

金洞山、さくらの里駐車場から (清水提供)
その場所で、3 回目のスケッチを始め、帰る間際の午後2 時頃までに、集中して行いました。
最終的に8 人は2 時半過ぎに松井田駅に着き、そこで解散してそれぞれの帰途につきました。最後は忙しかったですが、皆さんの絵に対する情熱は相当なもので、時間を惜しんでのスケッチには感銘を受けました。皆さん、お疲れさまでした。
2 日目は快晴になり、納得の行くスケッチが出来て、新しいスケッチポイントの発見にも繫がり良かったと思います。来年の展覧会は妙義山の絵が沢山に出展されることを期待しています。小生も頑張って描きます。 (清水記)

白雲山、妙義ふるさと交流センターから(清水提供)

金銅山、白雲山 松井田駅に近い行田地区から
(翌日の朝撮影、清水提供)




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