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一色通三

下戸の会

1981年4月から1983年の7月までイラクのバグダットでアルシャヒードという工事にたずさわったことがある。フセイン大統領が計画した総額250億くらいの殉教者慰霊記念碑及び博物館工事である。この工事にたずさわった仲の良かった、商社の一人と、我々建設会社の社員4名で、下戸の会という集まりを作っている。工事の終わった、1983年から30年余り続けている。 共にバグダットで仕事した戦友のような仲間である。

現在年齢は皆70歳を過ぎているが、バグダットで仕事していた時は、一人は40歳を過ぎていたが、残りは皆30歳後半で血気盛んな時であった。 現場に機関砲の弾が飛んできたが、仕事を中断することもなく続け、工事を終えて帰ってきた。 不思議な絆のようなものがあり、今もこの会は年2回続けている。会は興じてくると、政治問題や国際問題の話になる。思想的には少し左がかった人、中立の人、右がかった人といて、話題は尽きなく、いろいろ展開する。何時までも続けたい会合である。 編集注:記念碑は2枚の蓮の花弁をかたどったと言われる。高さ40m。1983年に完成。

モニュメント

地下博物館

プロジェクト全景スケッチ

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