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小石浩治

双樹展

 9/18(月)―26(火)於・東京都美術館  上記第47回展に牧野氏が出品された。  奥深く分け入って名もない滝を見つける、険しい岩道の先に突然鮮やかな緑や紅葉が広がる・・、そんな光景を飽かず探し求めているようだ。 昨年と同じテーマで破綻なく綺麗にまとめている。欲を言えばもう少し ワイルドな趣が欲しい。 この公募展は東京都が後援している。全部で160数点の中、佳作、スポンサー賞、奨励賞など受賞者は約2割。いずれ劣らぬ筆さばきで感心させられる。中でも下図の縫谷洋二氏「通り過ぎていくもの」は、今後の水彩画の方向を示すような作品である。勿論、「特選」だった。(小石記)

牧野尊敏「渓流」 油彩F100

縫谷洋二「通り過ぎていくもの」水彩P100

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