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小石浩治

大洋展

10月15日から一週間、都美術館で開催された上記展に建脇さんと森さんが出品された。    建脇さん 「迫る」1点    森さん「北海道駒ヶ岳」「妙義山の秋」2点  建脇さんは数年前から同じテーマに取り組む一方、森さんは油彩からアクリルに転向しアクリル画の高みを目指し奮闘中。 森さんは鎌倉創美会(洋画展)にも加入されており、同会の高い技術をもつ会員と肩を並べるほどに堂々と活躍しておられる。 旧グループ展(北斗展)時代と違って、風景の切り取り方が素早く、多彩に且つ筆の動きが滑らかになった・・と感じるのは私一人ではないと思う。

 この度、2点出品のうち1点は大洋会奨励賞を受賞された。 素晴らしい景色に出会った時の感激、懐かしい旅の思い出、これらをアクリル絵の具に載せて、のびのびと、自由闊達に筆を走らせ制作を楽しんでおられる。読者の皆さん、2点の作品のどちらが奨励賞受賞となったかお分かりですか。  (小石記)

  北海道駒ヶ岳(大沼公園より)

妙義山の秋

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