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牧野尊敏

第61回 日立OB美術会展

本会より建脇会員が出展されたので参観した。 展覧会場は、グループ展等で利用していた“くぼた画廊”で、1階から5階のフロアを使用していた。 建脇会員の絵は、1階の奥の中央部に飾られ、この会の重鎮の一人となっていることをうかがわせる。 この会は出品者が78名と多く、色々なジャンルの絵があり、その絵のレベルも幅広く、作品も油彩、水彩等多岐にわたっていた。その中でも建脇会員の絵は引き立っていたように思う。建脇会員の絵は、30号の「迫る」でした。クレーンの配置を逆三角形にまとめ、3つのクレーン本体が空に突き出て見上げる構図の絵で、相変わらずの迫力があった。 今回展は、丁度会期が東京黒百合展と期間、時間が重なって、ご本人は大変忙しい日々であったかと思う。建脇会員はご高齢の身ではありますが、これからも続けて展覧会へ力強い絵を出品し続けてくださることを期待します。

(編集注)遠近法の一つに透視図法があります。1点透視図法:ものに対し正面から見た印象2点透視図法:ものに対し斜めから見た印象3点透視図法: 2点透視に更に見上げる、見下ろすといった縦方向の動きが加わる。立体感、動きがでる。

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