top of page
梶原一義

細井眞澄さんの展覧会

第2回いんでないかい二人展(札幌編) 2018年7月3日(火)~7月8日(日) 北大正門近くのギャラリー・エッセ(札幌市北区北9条西3丁目) 梶原一義(さっぽろくろゆり会)

細井眞澄・章子夫妻の仲良し二人展が札幌で開催された。

展覧会の名称は「第2回いんでないかい二人展(札幌編)」、ご夫妻の人柄がそのまま表現された素晴らしいネーミングである。会場に展示された作品は、奥様の切り絵とのハーモニーも素晴らしく、両者が相まって、優しさに包まれた心地良い空間を作り出していた。 細井眞澄さんは北大美術部黒百合会のときから、平面作品のほか様々な分野で活躍されていたとお聞きしているが、私が2年先に北大を卒業したので、正門付近にあった部室での湯豆腐晩餐会を除けば、あまり共通の時間を過ごした記憶がない。また、卒業後、生活の拠点が遠く離れたこともあって、長い間ご無沙汰していた。 黒百合会90周年展をきっかけに私は「さっぽろくろゆり会」に入会。そこで東京黒百合会の存在を知り、会員の中に西村幸二、後藤一雄、山田哲夫、そして細井眞澄の各氏の名前を見た時、私も怠けてはいられないと大いに刺激された。それは今も変わりない。そして今回の展覧会で見た32点に及ぶ細井眞澄さんの作品は、彼の長年の画業の集大成ともいえるが、それよりも、その作品群は、細井眞澄という人間を私に改めて認識させてくれる鮮烈なものであった。私は会場で、心地良い細井ワールドに身を委ねていた。 札幌では、細井さんが来札されるたびに歓迎会を開いてきた。そして、これからもまた、歓迎会がいつもの「酒房つる」できっと催される。そのとき、この展覧会で見た彼の作品群が私の中に蘇ってくるであろう。その時を楽しみにしている。 展覧会の模様を写真で掲載した。おしゃれな画廊空間に出現した細井ワールド、いささか不本意な写真であるが、諸氏の豊かな想像力で写真の稚拙さを補っていただき、札幌の空気を感じながら 細井ワールドを味わっていただきたい。

○「ありがとうございました2人展」 私の油絵と家内のきりえはその分野では、個性的な作風らしく、札幌の皆様にとっては新鮮で刺激的な作品として感じて頂けた様で、会場に何度か来て下さるリピーターも多く、大変喜んでもらえました。   東京からは石川さんや江沢さんが会場に来て下さり、とても感激致しました。さっぽろ黒百合会の皆様や現役の北大黒百合会の学生さん、そして学生時代の絵の先輩、同期、後輩や家内の同窓生を始めとして、たくさんの友人や知人の人達、更には佐伯元総長さんや三上副学長まで来て頂きまして、皆様のお陰をもちまして大盛会のうちに無事展覧会を終える事が出来ました。札幌の人達の暖かいおもてなしに感動し、とても有意義な毎日を過ごす事が出来ました事に心より感謝申し上げる次第です。 有難うございました。 ――細井真澄・章子

 「追憶」油彩 細井真澄

「天上人」切り絵 細井章子     細井章子

閲覧数:39回0件のコメント

最新記事

すべて表示

投稿

投稿

bottom of page