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大谷敏久

ウイズリー王立植物園・ロンドン

11月号に渡辺理枝さんの講評が載りました。 

ホントには描けないものを中途半端にでも「描きたい」積りでいましたのに、赤、黒、 白 など慎重な情熱の溢れる感想をいただいて恐縮しています。

 全くの体系として全体の小山を背景に、南面の傾斜を背景に全体像を描き上げたいものと思っていました。 遠くの山は雲の陰です。全体の小山の風景は「小高い山に小さい丘」を作ったものです。  小さい丘は南斜面に面して、丁度、光を西から受けてとても素晴らしい風景を作り出します。季節ごとにそれぞれの見事な風景となります。 季節に因っては全く素晴らしい風景が演出されます。季節ごとの風景の醍醐味はこのガーデンの表現かもしれません。  この季節は70 から80種類の花々が咲き匂っています。頂上からの眺めは、一望で下まで見えますので絶景です。

 花の種類は小さい花は足元から大きい花は中央からと自由に植えられています。  大きい花と小さい花の組み合わせも素晴らしいです。全く自由にです。一番に目立つのはミギハシの一部はチューリッブの群生で赤、黄、白が一面に咲いています。これはとてもよく咲き乱れています。形は小さいのですが「八重咲草まくら」がかすかに咲いています。 最後は頂上の鳥居?です。ストーンヘッジをモデルにしてあるそうですが、全く別の形です。モデルが難しい! 形だけを取り入れました。  このまま終わりにしょうとして、決めたのですが「水は油に溶ける」に挑戦しました。  意外な「歯磨き粉0.2%」に辿りつきました。  僅かの%でも可能性のあることに気が付きました。まだやれる気持ちが残っています。    また力を入れてやる可能性を信じています。  なお水彩画に油を乗せる時は「水彩面にコナッボイ跡が残りますのでそのまま塗るのも成功のコツと思います。大変面白い経験でした。面白い経験をしたと信じています。       

公園名;「ウイズリー王立園芸協会植物園」RHS Garden Wisley

編集注;ストーンヘンジStonehenge  古代に建造されたイギリスにある謎の多い巨石遺跡。五千年以上も前に古代ブリトン人たちによって採石され、積み上げられたという。世界七不思議の一つ。

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