―― 有島武郎旧邸 (“札幌芸術の森”に移築・昭和61年)を訪ねて ――
この間、札幌に行って来ました。涼を期待したのですが、とても暑い札幌でした。
思いがけずに札幌芸術の森の中に移築した有島武郎旧邸に行って来ました。
パンフレットと写真を添付しましたが黒百合会との関係が1室に展示されており、深い思いを強く
感じました。特に「我が真生命の生れし故郷は実に札幌なりき」の一言に、内地の群馬から行った
私も同感の気持ちを強く感じました。まさに学生時代の札幌と黒百合会、社会人になってからの
東京黒百合会が私の原点だと強く実感致しました。 ―――――――― 細井真澄
北大黒百合会誌、机上に60周年、70周年、百周年記念誌等が並べられている
有島武郎の作品
左―有島38歳の時「軽井沢風景」(複製)
右―有島22歳の時(札幌農学校本科4年)「日高支庁管内・富川」(複製)
<編集注>
本文(及び同時添付の「札幌芸術の森」・広報誌)は、細井さんが「札幌・芸術の森」を訪れた際の感想を寄稿していただいたものです。
※有島武郎旧邸:有島35歳の時、大正2年に新居(札幌北12西3)に移るも愛妻が病に
倒れ、心ならずも札幌を去る。その後、北大の所有となり「有島寮」として利用していた。昭和58年廃寮と同時に取り壊すことになったが、大正期を代表する建築物として、昭和61年「札幌芸術の森」(札幌市南区)に復元・保存することになった。
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