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展覧会訪ねて

  • 執筆者の写真: 東京黒百合会
    東京黒百合会
  • 2023年4月1日
  • 読了時間: 1分

第50回 鎌倉蒼美会洋画展(3/14~19 ・鎌倉学習センター)

上記展に森 典生さんは8点出品された。

グループの方々と一緒に写生会に参加、或いは奥様と旅に出た時のスケッチを元に、

 いずれもアクリルで印象を再現している。

 上記会場は、総勢16名、油・水彩等総計109点の作品で埋まった。


     森典生作「五月の富士山」


      森典生作「田舎家」


   森典生作「秋の大源太山」


 会場は、いずれも大作が並んでいたので、すごいグループだなと思ってお聞きすると、実は今50回展をもって停止するとのこと。

 1973年創立の蒼美会は、初代の青山清氏の死亡、後任の蓼沼誠一氏も亡くなり、現在は黒川明氏が会長として引き継いで運営している。しかし、会員の高齢化などで活動も停滞気味になり、40名ほど居た会員も、今は僅か6名程度になったという。

 このため、蒼美会は第50回展をもって運営を停止することになった。今後は、鎌倉蒼美会は「創美会画研」と改め、黒川氏主導の絵画教室(鎌倉・横須賀)に於いて継続していくことになった。今回展は蒼美会の鎮魂展であり“お別れ”展となった。


    黒川 明氏「白馬三山」・水彩

  

 補足:黒川明氏は、目下「鎌倉朝日」(朝日新聞姉妹紙、毎月1日発行)、2017年夏から掲載が始まったコラム欄に寄稿、本年3月1日号では<スケッチ日和> と題し、下図の「早春の十二所(じゅうにそ)」(水彩画46×61cm)が掲載されていた。


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