110周年記念 日本水彩展
(6/23~30 :東京都美術館)
”日本水彩画会は明治時代日本に移入された水彩画を研究、体得した当時の日本を代表する水彩画家60余名が結集して、大正2年創立され今日にいたる“ その公募展が110周年を記念して開催された。(後援・文化庁、東京都)
エルム水彩展でご協力頂いた鈴木知子氏から上記のご案内を頂き、早速上野に出かけた。
会員レベルは総て80号、一般は50号、高校生は20号Fという大作1200点が会場を埋めた。
大作を見るに優に半日かかったものだ。
中でも明治から昭和にかけての著名な水彩画家の「賞」が授与されたのが印象に残った。
鈴木知子作「雪の日」
110周年記念賞「朽ちゆくもの」渡部晃一作
日本水彩画会賞 「轍」保坂裕一作
大下藤次郎賞 「凍てつく朝」佐々木脩作
丸山晩霞賞 「悲しみの消えぬ終戦の日」 田中光悦作
<参考>
大下藤次郎:日本の水彩画を確立・明治期の画家
丸山晩霞: 大下藤次郎らと日本水彩画会創立
古賀春江: 大正から昭和初期に活躍、洋画家
中西利雄:1935年新制作協会を小磯、猪熊らと結成。
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