生誕百年 朝倉摂展 (4/16~6/14)
於:神奈川県立近代美術館葉山 小石浩治
画家・舞台美術家として活躍した朝倉摂(1922-2014)回顧展が開催された。
彫刻家・朝倉文夫の長女として東京に生れ17歳から伊東藤深水に日本画を学び、戦後は佐藤忠良らと一緒に労働の現場をスケッチしてまわる。60年の安保闘争等社会問題に取り組むなかで、演劇やデザインなど多様なジャンルの芸術家として60年代半ば以降は舞台芸術へ活動の比重を移していく。小説や絵本の挿絵にも取り組んだ。(妹・響子=彫刻家)
1987年紫綬褒章 2006年文化功労者受賞
「更紗の部屋」 日本画 1942年
歓び」 日本画 1943年
「にごりえ」舞台下図(一部) 1984年(蜷川幸雄演出)
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