top of page
執筆者の写真東京黒百合会

第六回エルム水彩展

    記 小石浩治

(2月24日~3月1日:GAH)

 2015年3月に始まった第一回展は、60名の出品者(うち黒百合会員1/3)と108点の作品が、二段架けしても足らぬほど壁面を飾った。その後、会を重ねるに従い、出品者の高齢化、体調不良等の事情により出展者は減少したが、今回展は28名の参加を得た。

 もとはと言えば、黒百合会・会展に並ぶ作品は油彩画が多いのを憂いて、水彩画部門を別途立ち上げたものだが、現状は画廊の紹介のお友達の方の出展が多い。とはいえ、本家・黒百合会のメンバーの中、大谷さん、江木さんは卒寿を過ぎてなお、かくしゃくとして黒百合展、エルム展に出展されている。  昨年、大谷さんは白寿展に続き、今年は100歳展を企画、江木さんは公募展・大洋展にも毎回出品され、他の油彩画と肩を競っている。 お二人とも真に水彩画を愛し水彩の世界を楽しんでおられる。気力を保ち無心に趣味を続けていくこと・これが長命の秘訣なのだ。

大谷敏久 「秋の河原」


江木 博 「野菜」


閲覧数:25回0件のコメント

最新記事

すべて表示

投稿

投稿

Comments


bottom of page