東京黒百合会2020年3月1日2 分私のモチーフ細井眞澄 アット言う間に30代から70代になってしまいました。私のモチーフは相も変わらず擬人化した絵に仕立て上げ、その時代の断片や自分の考えを表現し、夢や希望を伝えられる様な絵を常に描きたいと思っております。そして絵の描き方も年と共に変遷しており、若い時はきつい表現でも平気...
東京黒百合会2020年2月1日2 分私のモチーフ福林紀之 どんな時に絵を描くかと聞かれれば、ほとんどは旅先で少し寛いだときである。 仲間たちとヨットで出かけた離島のさびれた港や、漁船の船だまりの風景にふれた時。雪を被った連山が見えた時などである。山登りの時は何時も仲間たちより遅れてしまう。水と絵具とスケッチブックの入った...
東京黒百合会2020年1月1日2 分私のモチーフ樋口正毅 砂漠の国クウェートの季節は、4月から10月の夏期と11月から3月の冬期の2季にはっきり分けられる。年間を通じて寒暖の差は大きく夏期は最高50℃冬期は最低0℃まで下がる。この過酷な気象条件故に、官庁での勤務時間は土~水曜日までは朝7時半から12時迄で、木~金曜日は休...
東京黒百合会2019年10月1日2 分私のモチーフ改めて「モチーフ」とはと考えさせられ… 西村幸二 「抽象画は理解するのではなく感じるもの」とよく言われてきた。具象画が、描かれたモチーフの現実感や象徴性、隠喩などからテーマを読み解き、表現様式から作者のニュアンスを味わうのに対し、抽象画はそうした前提を一切廃して、ただ素直に...