top of page
検索
牧野尊敏
2019年6月1日読了時間: 2分
フジタとイタクラ展
このたび松戸の聖徳大学において、「フジタとイタクラ展」が開催され参観してきたのでその感想を記す。フジタは「藤田嗣治」で、国際的に有名な画伯であるが、イタクラは「板倉鼎、須美子夫妻」でともに画家。板倉鼎は、東京美術学校出身で藤田嗣治より15歳年下、須美子とともにパリに留学して...
閲覧数:27回0件のコメント
長谷部 司
2019年6月1日読了時間: 2分
「黒地のスケッチ」
初日の夜の合評会では各人がその日の成果を披露していつものように参加者の活発な感想や意見が飛び出してまことに有意義な会だったのですが、たまたま筆者のスケッチが黒字の紙に油性パステルで描くという変則的なものであったことが注目され、小石編集長から何か会報に書くよう依頼されてしまっ...
閲覧数:31回0件のコメント
小石浩治
2019年4月30日読了時間: 5分
野口久光展
シネマ・グラフィックス ・映画とジャズを愛した男 ・ 野口久光展 (2/9-3/31 於:横須賀美術館) 昔、小学生の頃、ペンキ屋のお兄ちゃんが赤青黄等入ったバケツを横において、大小の筆と刷毛を 器用に使い、映画俳優の似顔絵を看板に描くところを、時の経つのも忘れて...
閲覧数:66回0件のコメント
牧野尊敏
2019年4月30日読了時間: 3分
浅井忠について
私の絵のベースにあるのは浅井忠の絵である。ご存知のとおり浅井忠は明治以降における日本美術界の大御所である。浅井忠は油彩画、水彩画以外に日本画、図案、美術工芸、彫刻等幅広いジャンルに足跡を残しており、教育者としても実績を残している。基本的なことを学ぶ上では欠かせない画家と思っ...
閲覧数:119回0件のコメント
佐々木 繁風景との対話、それは、「これからの行く末を尋ねる」風景との対話でもある。
2019年4月1日読了時間: 2分
風景との対話
「沈みゆくベネチア」 風景との対話、それは、「これからの行く末を尋ねる」風景との対話でもある。 数年前に絵に描いた中世のひと頃の繁栄を示すベネチアの運河。その華やかな場所にも破滅の影が忍び寄る。今年2018年10月29日の夜、ベネチアの4分の3が冠水したという。 ...
閲覧数:11回0件のコメント
大谷敏久
2019年4月1日読了時間: 2分
画道に思う
私は早い時期から水彩絵の具に接していました。 小学校の2年頃には真鍮バレットと水彩絵の具一式を用意していました。 それ以来もう90年以上もそのまま使用しています、愛好者の一人です。 長い使用期間にも、少しも変わらぬ白線黒白エンビツ使い方をしていました。 ...
閲覧数:14回0件のコメント
小石浩治
2019年3月1日読了時間: 5分
ロマンテイック・ロシア展
トレチャコフ美術館蔵 Bunkamura ザ・ミュージアム 30周年記念(11/23―1/27) 国立トレチャコフ美術館は、バーヴェル・トレチャコフ(1832-1898)によって創設された。 トレチャコフはモスクワの商家に生まれ、紡績業で多額の財を築き、数多くの慈...
閲覧数:48回0件のコメント
長谷川 脩
2019年2月1日読了時間: 1分
お気に入りの一枚
「世界堂」の前を通り過ぎようとした時、「お気に入りの一枚、大切な一枚、額装承ります」の宣伝を見て自分のお気に入りの一枚を思い出した。 青木繁の「ランプ」である。 この水彩画を初めて見たのは若い頃で、後年「背景に自身の人生に光を灯す役割を込めている」という解説を読んだ。...
閲覧数:12回0件のコメント
小石浩治
2019年2月1日読了時間: 6分
「フランダースの犬」とルーベンス
Ⅰ.「フランダースの犬」物語・あらすじ ネロ少年と老犬のパトラッシュは年老いた祖父と牛乳運搬(荷車で)業をしながら暮らしていた。 食べ物もろくに手に入らぬ貧しい暮らしであったが、二人の人間と一匹の犬とが、互いに心から愛し合っていたので幸せだった。少年は早くから絵が好き...
閲覧数:89回0件のコメント
小石浩治
2019年1月1日読了時間: 1分
年 賀
2019・亥の年・平成31年 1月 元旦 明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いいたします。 札幌の時計台(北海道) 札幌の時計台は札幌の象徴だ。 ぼくは札幌へ行くたびに必ずデッサンする。 小じんまりとして素朴で、尊大ぶらず、それでいてどこかかわい...
閲覧数:26回0件のコメント
小石浩治
2019年1月1日読了時間: 4分
話の小箱
82歳の少年、少女を描き続ける <少女画の画家・高橋真琴さん> 雑誌PHP・2016/12月号(株・PHP研究所発行) (取材・文 辻由美子 写真・御厨慎一郎) 本棚を整理していたら雑誌“PHP”の取材記事が目にとまった。82歳の画家が<少女漫画を描く>話である。以下...
閲覧数:41回0件のコメント
小石浩治
2018年12月1日読了時間: 4分
明治150年記念 真明解・明治美術
神奈川県立博物館50周年の精華 8/4-9/30 神奈川県立歴史博物館 明治の<美術の魅力を語る>と題し、明治前半期の絵画・美術工芸品を絵画・立体・印刷の3点を柱として展覧会が開催された。このうち日本の洋画のパイオニア高橋由一よりも早く油絵を極め、パリのサロンに入...
閲覧数:86回0件のコメント
大谷敏久
2018年12月1日読了時間: 2分
ウイズリー王立植物園・ロンドン
11月号に渡辺理枝さんの講評が載りました。 ホントには描けないものを中途半端にでも「描きたい」積りでいましたのに、赤、黒、 白 など慎重な情熱の溢れる感想をいただいて恐縮しています。 全くの体系として全体の小山を背景に、南面の傾斜を背景に全体像を描き上げたいものと思っていま...
閲覧数:4回0件のコメント
小石浩治
2018年11月1日読了時間: 5分
「平気で生きていく強さ」
対談;樹木希林×山川静夫 「美しい人はより美しく・(そうでない場合は?)・それなりに映ります」と富士フィルムのCM。女店員と客の会話は当時流行語になった。客=女優・樹木希林が9月に亡くなった。享年75歳。樹木希林の逝去を悼むと共に、タウン誌「銀座百点」(注)に載った...
閲覧数:46回0件のコメント
会津 光晨
2018年9月29日読了時間: 2分
風景との対話
(“フロンテイァ”no.53 8/20号から) 巨石の村 モンサント 2016年の初夏に2週間程ポルトガルの旅をした。その折りに「ポルトガルで最もポルトガルらしい村」に選ばれたという「巨石の村」を訪れた。 リスボンのバスターミナルを午前10時に出発しバスを2回乗り...
閲覧数:7回0件のコメント
小石浩治
2018年9月29日読了時間: 5分
生誕100年 いわさきちひろ 絵描きです
2018/7/14~9/9 東京ステーションギャラリー 自伝的物語「窓ぎわのトットちゃん」を書いた黒柳徹子が、いわさきちひろの死を新聞で知ったのは1974年の夏8/8日のこと。 黒柳の誕生日[昭8年8月9日]の前日であった。誕生日が長崎に原爆が落とされた日...
閲覧数:55回0件のコメント
小石浩治
2018年9月2日読了時間: 5分
青春の苦悩と孤独を歓喜にかえた画家たち・木田金次郎展
2018/・7/21~9/2 於;府中市美術館 (こののち札幌→ニセコ→岩内と巡回) 若い漁師画家・木田金次郎をモデルとした有島武郎の「生まれ出づる悩み」出版100年を記念した展覧会である。札幌くろゆり会・田中 督氏から送って頂いた“北海道新聞”の記事によれば、木田金次郎美...
閲覧数:59回0件のコメント
長谷川 脩
2018年9月2日読了時間: 3分
平成ポプラ並木
北大のポプラ並木は、牧歌的な風景として広く親しまれてきた。明治45年(1912)に林学科の学生達が実習で、45本の苗木を植えたのが始まりと言われている。平成12年(2000)の北大創基125周年記念事業の一環として、ポプラの樹の枝を演習林に挿し木し、クローンの若木を育て、新...
閲覧数:52回0件のコメント
牧野尊敏
2018年7月30日読了時間: 2分
企画展の感想
久しぶりに千葉県立美術館に行き、企画展「原勝郎と板倉鼎」展を参観した。又浅井忠のドローイングの展示室も合わせて参観したのでパンフレットの記事から抜粋し簡単にその作家を紹介する。 三人とも千葉にゆかりのある画家たちである。...
閲覧数:31回0件のコメント
小石浩治
2018年5月2日読了時間: 4分
熊谷守一 没後40年回顧展
熊谷守一 没後40年回顧展を見た(2017/12・1~2018/3・21 於:東京国立近代美術館) 超俗の人、画壇の仙人 と呼ばれた[熊谷守一1880(明13年)-1977(昭52年)] 1880年(明13)岐阜県恵那郡付知村に生る。熊谷家は代々地主で、父・...
閲覧数:72回0件のコメント
bottom of page